パンサー菅 重度の睡眠時無呼吸症候群で手術を受けていた 以前は“エベレストのベースキャンプ生活”

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 お笑いトリオ「パンサー」の菅良太郎(43)が4日深夜放送の読売テレビ「にけつッ!!」にゲスト出演。自身の持病について語った。

 重度の睡眠時無呼吸症候群のため、手術を受けたという菅。お笑いタレントのケンドーコバヤシが「太ってるわけでもないのに」と体形に触れると、菅は「骨格らしくて。遺伝なんです、父親の」と話した。

 そして「検査をした時に、(呼吸が)1時間に5回止まってたら軽症の無呼吸。僕、1時間に45回止まってて」と告白。「2分40秒ぐらい最長で止まってるって言われて、その時の血中酸素濃度がめちゃくちゃ低くて、先生いわく“エベレストのベースキャンプと変わらない生活”」と打ち明けた。

 その手術について菅が「ここに機械が入ってまして」と胸のあたりを示しながら説明すると、ケンコバは「中二病をくすぐられる」と興味津々。「肺の上に呼吸を読み取る機械が入ってまして、そこからコードが伸びてて、コードが舌に刺さってる」といい、「低周波のマッサージをやったことあります?あれで舌を起こすんです。寝てる時に、舌が落ちて呼吸が止まっちゃう。それを(電気で)ギュッとやってくれて、呼吸を通してくれる」と、舌の神経を電気で刺激し、気道を確保する治療法を解説した。

 これを受けて、ケンコバは「国際線に乗る時の説明が難しそう」と想像。菅は「一応飛行機も大丈夫みたいで」と語ったが、「スイッチを入れるのがめちゃくちゃカッコイイんです」と明かすと、「千原兄弟」千原ジュニアは「オンオフは自分でやるの!?」と驚いた。

 そのため菅が、マウス状の外部スイッチを入れ、胸の上で遠隔で起動させることを明かすと、その“サイボーグ感”にそそられたのか、ケンコバは「俺もやる!」と前のめりに。ジュニアは「酔っ払って寝てもたとかなったら、オフのままやからヤバかったりするんや」と心配したが、ケンコバは「テレビで話して、組織に知られたらどうするねん!お前」と止めにかかった。

 しかし手術前の体調を振り返った菅は「やる前はしんどかったですね、頭痛とか眠気がやっぱりひどくて」と吐露。「無呼吸は結構気づかない人が多いので、調べて無呼吸だったって人が多い。やったほうがいいと思いますよ」と勧めた。

 また「父がそうで」と、父親も悩まされていたことに触れながら「親父はバリ島でラーメン屋をやってました」と回想。「もう亡くなっちゃったんで。いろいろやりたい人だったんで、バリ島は野良猫だらけなのに猫カフェをやるって」と笑いを誘うと、ジュニアは「やっぱり、ちゃんと睡眠って取らなアカンな」とツッコんでいた。