
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が5日、Xを更新。政治ジャーナリストの青山和弘氏がこの日のテレビ番組で、日本維新の会の藤田文武共同代表の進退について、橋下氏の影響力を指摘したことに「僕はメディアの立場」「吉村さんとも友人の関係を越えることはない」と訴えた。
青山氏はフジテレビ系「サン!シャイン」で、藤田共同代表の進退について、「影響力を持っている」という橋下氏の意見を吉村洋文代表がどこまで聞くかで「それによって辞めさせる、辞めさせないという判断に影響かっていうのが最大の焦点」と述べていた。
橋下氏は「僕はメディアの立場」とした上で「公党の代表を辞めさせる辞めさせないの権限も責任も何もない。吉村さんとも友人の関係を越えることはない。そこの線を引かないとおかしくなる」とキッパリ。
続けて「僕は政治家時代、公金の扱いに異常なまでにこだわってきて、それが維新を作った僕の原点であり、大阪改革、ひいては国政政党まで立ち上がった核だと思っている」と主張。「公金に対するセンサーが敏感な政治家じゃないと改革なんて断行できないという持論」とつづった。
「少しでも公金に甘いと国民に思われると日本では国民負担を伴う改革を断行できない」とも主張し「僕はこのような思いを維新に対してだけでなく日本の政治全体に求め続け、メディアの立場から引き続き発言していく。民間人になればそこまで金に厳しくなる必要はないだろう」と結んだ。