
11月1日に始まった有料配信サービス「DOWNTOWN+」(DT+)。週刊文春による性加害疑惑報道をきっかけに芸能活動を休止していたダウンタウンの松本人志(62)が1年10カ月ぶりに公の場に姿を現したとあって、生配信に対しては歓喜の声が殺到したようだが、サービス開始から間もなくして、視聴者たちの間で“特徴的”な動きが見られるという。週刊誌芸能記者はこう言う。
「さんについて、DT+への出演を期待するか否かで意見が割れているんです。Xには《さすがに中居は出すなよ》《中居くんも出演してほしいです》といった、相反する要望が出ています」
元SMAPの氏(53)といえば、2024年12月発売の女性セブンの報道に端を発する性加害疑惑で今年1月に芸能界を引退したが、ダウンタウンの独自プラットフォームに中居氏の出演を期待するとはどういう風の吹き回しなのか。前出の週刊誌芸能記者はこう続ける。
「松本さんと中居さんは2000年放送のドラマ『伝説の教師』以来の旧知の仲で知られていますが、それを評価する松本ファンからは、中居さんに活躍の場を与えてやってほしいといった声が絶えません。有料配信メディアという『見たい人だけが見るメディア』なら何とかなるのではという思いが、そのような声を上げさせているようです。一方、中居さんのことは関係ないとする松本ファンの間では、出演などまかりならんといった意見が大勢を占めています」
「テレビに出られない人の駆け込み寺」になってしまっては、本望ではない
確かに、DT+のリリースでは、配信内容について「ダウンタウン」「松本人志」「浜田雅功」の3カテゴリーがあると公表されているだけであり、ゲストであっても中居氏が入り込む余地がそもそもあるのか、ないのかすら分からない。が、スポーツ紙芸能デスクは中居氏の出演には懐疑的だ。
「松本さんとしても、DT+が『テレビに出られない人の駆け込み寺』になってしまっては、本望ではないでしょう。万が一にも中居さんが出るとなれば利用者は増えるでしょうが、まだ一連の騒動が風化したわけでもないですし、望まない逆風がさらに強まる恐れもある。旧知の仲である中居さんに手を差し伸べるとしても、配信サービス以外の場所においてではないでしょうか」
やはり、しばらくはサプライズなしで“安全運転”した方が良さそうだ。
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