
妻・まりこ(40)と夫・こうせい(27)からなる13歳差の夫婦「ポンコツらいす」。年の差カップルの日常生活を伝える動画が人気を博し、のチャンネル登録者数は30万人を超える。だが、10月27日にTikTokで投稿された動画が炎上し、11月3日には活動休止を発表したばかり。そんななか、こうせいの“恨み節投稿”が火に油を注いでいるようで――。
まりことこうせいが結婚したのは、’21年1月のこと。まりこには離婚歴があり、前夫との間にできた2人の子供を伴っての再婚だった。’24年2月にはこうせいとの間に子供が誕生し、現在は5人で生活を送っている。
炎上したTikTok動画では、「結婚するとき、連れ子、邪魔じゃなかった?」と質問するまりこに、こうせいは「邪魔とは思わなかったけど、邪魔だったかもね」「いるいないとでは身軽さが違うやん」と返答。こうせいは「子供たちがいたからこそまた違う笑いが生まれた」と前向きな発言もしていたが、これらの会話が“連れ子”の1人であるヒカちゃんの目の前で交わされていたことから、たちまちXなどで“子供が可哀想”と批判が相次ぐ事態に。
3日に更新したチャンネルでは、炎上を受けて活動休止を発表した夫妻。まりこは「1番最初に謝る相手は子供たち」とし、「そこはしっかりと今回、巻き込んでしまったことだとか、いろいろ不安にさせてしまったこととか、そこは本当に2人で丁重にをしました」と説明。こうせいも子供たちへの接し方や動画の表現方法が問題視されたことに触れ、「バランス調整みたいなことはしたい」と軌道修正の意向を示していた。
夫妻が反省の弁を述べたことで、ひとまず一件落着かと思われたが……。こうせいが5日までに更新したインスタグラムのストーリーズでつづった文章が、物議を醸しているのだ。
こうせいは《いろいろ終わりました。報告するかは考えます。取りあえずみんな大丈夫です》と切り出すと、《この世の理不尽さに人生で一番憤りを感じています》とコメント。続けて《けどまだ牙は折れてません。こんな所で終わらないし絶対に負けられない。生き方を貫く》と決意表明し、《とりあえず未成年出演の一部動画は順次自己判断で削除していきます》と報告した。
また、《これまでヒカとコウセイのコントを楽しく見てくれていた方がたくさんいたことも知っています》とも言及し、《法律は破れないです。あと8年我慢します》と締めくくっていた。
こうせいの強気な投稿はXでも拡散され、次のように苦言を呈する声が相次いでいる。
《この旦那余計な一言言うね。8年我慢します。って今言う必要ある?》
《流石に炎上商法狙ってる感じがしますね》
《ポンコツらいすのその後。ダメだ、何も分かってない…。「この世の理不尽さに憤り」とか「絶対負けられない」とか、どこまで被害者ぶるんだ》
■の調査を受けたことを報告もにじむ夫の憤り
そんななか、5日昼すぎに夫妻のチャンネルも更新され、まりことこうせいは4日夜にでの調査を受けたことを報告。虐待の事実確認と質疑応答が行われ、子供たちも個別に専門の心理士と面談したという。
2人は現行の法律や児童保護に関する実態について時間をかけて説明を受け、動画の削除や配信活動について夫妻で判断するように促されたようだ。こうせいは「基本的にはですね、ショート動画で子供は映らないようにしようかなと思います」とし、「ほのぼのした感じの動画はたまに出るかなって感じですね」とコメント。
また、まりこは家庭内で不適切な実態はなかったものの、子供たちが今後傷つく可能性があることに言及。その上で、「日頃からものすごいコミュニケーションを取ってたりとかするので、ちょっとした小さな変化を見逃さないように、今後もこれまで通り、たくさんコミュニケーションを取ってやっていこうと思ってます」と子供たちへの配慮を語っていた。
夫妻の間では「ポンコツらいす」を辞めるという話も出たそうで、こうせいは「僕ね、ぶっちゃけ全然辞めていいと思ってます。こういう社会の理不尽みたいなのも感じてるし、ムカつくんだけど、辞めていいと思ってます」とキッパリ。その理由として「が幸せじゃなかったら意味ない」と語り、から求められたら辞める意向も示していた。
動画制作や子供たちとの関わり方について見直す意向を改めて示したかたちだが、炎上が収束しない背景にはこうせいの“恨み節”が影響しているようだ。
「こうせいさんがインスタグラムのストーリーズで“恨み節”をつづったのは、の調査を受けたことを報告する動画が一般公開される前でした。騒動にどのような進展があったか事情を把握していない人たちからすれば、なにを報告しようと迷っているのかわかりませんし、単にアンチに反発しているような振舞いに見えてしまったのも仕方がないでしょう。
の調査では特段問題はなく、夫妻も再び炎上しないように注意していくことを誓っていました。ですが動画内では、こうせいさんが『8割くらい応援のメッセージがきてる』『適当に勝手に復活します』とアンチを煽るような発言もチラホラ。夫妻にとって今回の炎上は不本意だったようですが、こうせいさんの“社会の理不尽”のせいにするような考え方は理解されにくいように思います。
たとえ虐待などの実態がなかったとしても、視聴者に誤解を与えるような表現があったのは事実。も視聴者がいてこそ成り立つコンテンツですので、まずは自身の不適切な言動を省みることが求められているのではないでしょうか」(WEBメディア記者)
チャンネルの説明欄には《フィクションとしてご覧ください》と注意書きが記されているが、今後は誰もが安心して楽しめるコンテンツを発信してくれるだろうか。