広島市の小学生たちが社会見学中に、なんと23匹のスズメバチに襲われるという緊急事態が発生しました。事件は午前9時20分頃、教育関係者やボランティアガイドと共に山に入った際に起きました。生徒たちはクマを警戒し、ガイドからの指示で声を出しながら進んでいたところ、突然、後方の生徒が悲鳴を上げ、次々とスズメバチが襲いかかりました。
校長は生徒たちに身を守るよう指示し、ガイドと担任が撃退スプレーを使用。しかし、混乱の中で生徒たちの中には刺されて動けない子もおり、担任が抱えて逃げる場面もありました。幸いにも全員が無事でしたが、精神的なショックは計り知れません。
現場は携帯電話の電波が届かず、119番通報ができたのは約15分後。救急隊員が駆けつけ、生徒たちの状態を確認しました。校長は、このような恐ろしい体験をさせてしまったことを悔いています。
この時期、スズメバチが活発になるため、山への遠足は危険だと専門家は警告しています。学校側の判断ミスが指摘され、今後の野外活動に対する見直しが必要とされています。子供たちの安全を最優先に考えるべき時です。
