
県内全域に交通死亡事故多発警報が出される中、6日朝、霧島市の国道で道路を横断していた93歳の女性が軽自動車にはねられ、死亡しました。
警察によりますと6日午前8時15分ごろ、霧島市福山町佳例川の国道10号で、道路を横断していた近くの無職、児島マセさん(93)が、左から走ってきた軽自動車にはねられました。
児島さんは頭から血を流し、意識がない状態で病院に運ばれましたが、約4時間半後に死亡しました。
現場は片側一車線の横断歩道や信号のない直線道路で、軽自動車を運転していた41歳の男性は、「まぶしくて見えづらかった」と話しているということです。
県内では10月下旬、交通死亡事故が相次ぎ、11月9日まで県内全域に交通死亡事故多発警報が発令されています。
県警では「横断歩道が無いところでも歩行者はもちろん、運転手もそれぞれ気をつけた上で、歩行者は明るい服を身に着けるなどして自分の命を守ってほしい」と注意を呼びかけています。