
クマによる被害が相次ぐ中、北海道などは国に対し、狩猟免許を持つ自治体職員「ガバメントハンター」の育成への支援などを求める緊急の要望をおこないました。
「よろしくお願いします」
北海道、市長会、町村会の3者は11月7日朝、クマの駆除を担う自治体職員「ガバメントハンター」の確保に向け、銃の扱える退職自衛官らをハンターとして再就職してもらう支援策などを求めた要望書を環境省へ提出しました。
全道で被害が止まらない異常事態の中、要望書には対策への予算拡大なども盛り込まれました。
「抜本的な対策を国としてやってほしいということが強いメッセージ」(加納孝之北海道副知事)
政府は要望を踏まえた被害対策パッケージを、11月中旬までにまとめます。