
愛媛県警の男性巡査が、知り合いの2人に職務上知り得た情報を漏らした疑いで7日、松山地検に書類送検されました。
地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで書類送検されたのは、愛媛県内の警察署で勤務していた男性巡査(20代)です。
県警監察官室によりますと、男性巡査は今年7月25日の勤務時間外、愛媛県内の飲食店で知り合いの男性2人に対し、現場に駆けつけた際や無線の内容から知った20代の男性に関する情報を漏らした疑いがもたれています。
男性巡査は知人2人と20代の男性の3人が以前から知り合いだったことを知り、2人に男性のことに関して注意を促すため情報を漏らしたとしています。
この不祥事は、男性が知人のうちの1人から情報が漏れていることを聞いて警察に情報提供し発覚。男性巡査は処分として7日、減給100分の10・1カ月を受けました。
県警監察官室の聞き取りに対し「これ位のことは話していいのではないかと思った。私の行為で多大な迷惑をかけた」などと話し、反省しているということです。
県警の近藤正人首席監察官は「職員がこのような事案を起こしたことは誠に遺かん。再発防止と県民の皆様の信頼回復に努める」としています。
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