
あわら市の60代の男性がSNS上で知り合った人物から通販サイトを運営するなどのうその話を持ち掛けられ、1650万円をだまし取られる被害がありました。警察はSNS型投資・ロマンス詐欺事件として捜査しています。
あわら警察署によりますと、あわら市の60代男性は2025年8月、SNS上で知り合った人物から、副業として通販サイトを経営するという、うその話を持ちかけられました。
その後、この男性は顧客から注文が入った商品を代わりに購入する費用を出すよう求められ、10回にわたり計1650万円相当の暗号資産を購入し、指定された口座に送金したということです。
男性はサイト上で商品の取り引き成立を確認したものの、代金や利益が実際に振り込まれないことを不審に思い警察に相談し、だまされたことを知りました。
警察はSNS型投資・ロマンス詐欺事件に当たるとみて捜査しています。
県警によりますと2025年1月から9月末にかけてSNS型投資・ロマンス詐欺の件数は36件、被害額は約6億1200万円にのぼり、去年1年間の被害額をすでに上回っています。