
ニセコエリアで違法な土地開発が急増中!地価高騰の影響で、住民たちが次々と引っ越しを余儀なくされています。札幌市から車で約2時間、ニセコの美しい風景が広がるこの地域で、無許可の建築が横行しているとの報告が相次いでいます。先月、ある平屋の建物が無断で増築されていたことが発覚し、工事停止の措置が取られました。
インバウンド需要の高まりにより、ホテルやレジャー施設の建設が急速に進む一方、地元住民は違法開発による環境悪化を懸念しています。特に、外国資本による土地購入が増加し、家賃が高騰。住民の約20%が外国人で、地元の人々は生活の場を奪われつつあります。
ニセコ町や隣接するくっちゃん町では、違法伐採や無届けの建設が問題視されており、北海道は先月、通報窓口を設置しました。しかし、住民たちは「ルールを守ってほしい」と訴えています。多くの住民が、住み慣れた家を手放すことを余儀なくされており、特に岩内町など周辺地域への移住が増加しています。
このニセコバブルの影響は深刻で、住民の生活を脅かす事態が続いています。政府は来年1月を目指し、外国人による土地取得に関する基本方針を見直す方針を示していますが、果たして地元住民の声はどこまで反映されるのでしょうか。緊急の対応が求められています。