
11月7日夕方、鳥取県南部町の養豚場で火事があり、複数の建物が焼けています。
この火事で、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
従業員の男性2人と連絡がとれておらず、身元を確認するとともに、もう一人の行方を捜しています。
火事があったのは、鳥取県西部・南部町下中谷の養豚場「ファロスファーム西伯農場」で、7日午後5時半ごろ、「豚舎が燃えている、爆発している」という通報が近隣住民などから多数寄せられました。
消防によると、複数の建物が燃えていて、消防車両9台が出動し消火にあたっていますが、炎と煙の勢いが猛烈で作業は難航、午後9時過ぎにほぼ消し止められたということですが、鎮火には至っていません。
警察によると、当時養豚場では11人が働いていて、このうち60代の男性と50代の男性と連絡が取れていないということです。
その後、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
また煙を吸ったとして1人が病院に搬送されました。
残る8人は避難して、けがはないということです。
警察と消防が、行方が分からないもう1人を探すとともに、消火に全力を挙げています。
ファロスファームのホームーページによると、西伯農場では豚の繁殖が行われていて、少なくとも母豚が約3000頭飼育されているということです。