
東京・三鷹市で京王井の頭線の線路内で発生した火事が、通行中の列車の運行を完全にストップさせています。午前8時前、井の頭公園駅近くの工事現場で枕木が炎上し、黒煙が立ち上る中、赤い炎が線路を覆いかぶさるように激しく燃え上がりました。
火事の通報を受け、消防隊21台が緊急出動。約2時間後には火が消し止められましたが、幸いにも怪我人は出ていないとのことです。現場では、午前1時から4時まで鉄道橋の塗装工事が行われており、発電機や塗料などの資材が線路の下に置かれていました。
京王電鉄によると、藤見ヶ丘駅から吉祥寺駅までの上下線で運転見合わせが続いており、振り替え輸送が行われています。通勤・通学の時間帯に重なり、多くの利用者に影響が出ている模様です。火事の原因や詳細については、現在調査中です。
この緊急事態は、地域の交通に大きな影響を及ぼしており、今後の情報に注目が集まります。利用者は、最新の運行情報を確認し、十分な時間を持って移動するよう呼びかけられています。