坂口健太郎に“待った”をかけた永野芽郁の破壊力 主演映画低調で「三角関係報道」の後遺症が鮮明に

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 渡辺謙(66)との初共演や、主題歌をサザンオールスターズが担当することで映画「国宝」の対抗馬になると目されていた(34)の主演映画「盤上の向日葵」。10月31日に満を持して公開されたが、予想に反して苦戦している。

 原作は「佐方貞人」「孤狼の血」「サクラ」シリーズで人気の柚月裕子氏のミステリー小説。キャストも佐々木蔵之介(57)や柄本明(77)、小日向文世(71)といった芸達者が脇を固め、「国宝」で映画館に足を運んだ観客をそのまま取り込むのでは……と、映画関係者の期待を集めていた。

 ところが、今月3日に「ポップバースミックス」社が発表した、10月最終週末3日間のランキングによると、興行収入は約1億2000万円、観客動員数は約9万2900人で第9位に沈んでしまった。筆者の独自試算によると最終興収は5億円前後になる。

「映画界におけるの立ち位置は“大ゴケしない”役者です。2022年に公開された『余命10年』では約30億円、18年の『今夜、ロマンス劇場で』では約10億2000万円、21年の『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』は約8億4000万円の興収を稼ぎ出し、業界内では貴重な“ステイブル(安定した)アクター”といった存在でした。ところが『盤上の~』はこの勢いのまま推移すると、彼のキャリアワーストを記録することになりそうなんです」(映画関係者)

■ちょこまか動き回って露出が消えない

 端正な顔立ちで、優しさが透けて見えるような笑顔と洗練されたルックスを魅力とした坂口の苦戦ぶりについて、今、芸能関係者の間で囁かれているのは、今年9月に「週刊文春」にスクープされた(26)との三角関係報道の後遺症だ。

“好青年”や“清潔感”で売ってきた坂口にとって、4年越しの同棲生活を送るパートナーがいながら、8歳下の永野との交際も続けてきたという恋愛スキャンダルのダメージは計り知れない。

「一部では、このスキャンダル後もメディアに登場し続けている坂口に“ダメージは最小限で済んだ”と解釈するマスコミもありますが、現場スタッフは“拒否反応がボディーブローのように効き始めている”と漏らしています。『盤上の~』も、観客と見込んでいた若年女性層が、三角関係報道で一斉に背を向けたとするならば、坂口は大きな岐路に立たされていると言っても過言ではないでしょう……」(芸能関係者)

 別の芸能関係者は「三角関係報道の相手が、よりによってですからね……」とこうつぶやく。

「純真無垢な清純派と見せかけて、実は裏では年上役者を手玉に取る小悪魔だったとされる永野に、世間の女性たちが拒否反応を示すのも無理はありません。しかも、しばらく目立たないようにしていればいいものを、海外で目撃されたり、ライブ会場で仕事仲間とはいえツーショットを撮られたり、さらに最近は来年のカレンダー発売決定のニュースが明らかになりました。こうして永野の行動が明らかになるたびに“めい”“けん兄”と呼び合って三角関係を楽しんでいた坂口の顔がチラつく人も多そうです」

 清潔感や爽快感が吹き飛んだ坂口は、これからどうやってイメージ回復を図っていくのだろうか。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)