「日曜報道」梅津弥英子アナ「触れられるんじゃないかと思ったんですよ~」と橋下徹氏の「メディアもまだ紙」の“追及”に苦笑い

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 フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」が9日放送され、高市早苗首相が初の衆院予算員会で本格論戦に臨んだ7日に、異例となる午前3時から首相公邸で答弁準備の勉強会を行い、多くのスタッフに影響が出たことが物議を醸したことについて取り上げた。

 高市首相は7日の予算委員会で異例の時間となった事情について、「これまではFAXもしくはパソコンで受けて宿舎で自分で読む。ただ今回、急に総理になりましてから、衆議院宿舎のホームFAX、10枚ぐらいで紙がガーッと詰まるやつ。あれしか昨日の段階ではなくて、今日から予算委員会が始まる、答弁書を受け取るすべがございませんでした」などと釈明した。

 進行の梅津弥英子アナウンサーが「FAXが詰まりやすいから公邸に行かなきゃいけないという総理の話もありました。これはどうしたものでしょうか?」と質問した。

 元内閣官房参与で京大大学院客員教授の本田悦朗氏は「FAXに頼る、しかも紙が十分ではない。議員宿舎にあったFAXですよね?そのFAXの紙がないというのは信じられないですよね」と時代遅れのシステムに驚くと、橋下徹弁護士も「こんなんで有事になったときに日本、大丈夫なんですかね?」と呆れた。

 さらに「日本でFAX使ってる業界って、僕らの司法の世界だけだと思われてたんです。法律改正が追いついてなくて、今司法改革で動いてますけども、僕らはいまだにFAXなんです。これはデジタルに変わります」と法曹界でも同様だと説明した。続けて「国会もそうだし、司法もそうなんですけど。一応、社会のリード役でもあるねえ…。メディアもまだ紙ですからねえ」と目の前に置かれた紙の台本を掲げて、フジテレビを“追及”。これに梅津アナは「すいません。今、触れられるんじゃないかと思ったんですよ~」と苦笑いだった。