
札幌市中央区の住宅敷地内で9日夜、クマとみられる動物の足跡が見つかりました。付近では別の住宅でクマとみられる足跡が発見されていて、警察が警戒を強めています。
クマとみられる足跡が見つかったのは、札幌市中央区伏見3丁目の住宅敷地内です。
警察によりますと、9日午後8時ごろ、住人が帰宅したところ、敷地内にクマとみられる足跡があるのを見つけ、警察に通報しました。
足跡は長さ約15センチ、幅約10センチで、複数残されていたということです。
警察は現場周辺でパトカーによる警戒活動を実施しました。
伏見3丁目では、9日午後2時ごろにも別の住宅敷地内で、長さ約25センチ、幅約15センチのクマとみられる足跡が見つかっていました。
警察によりますと、これまでクマによる被害は報告されておらず、足跡以外の痕跡は見つかっていないということです。
警察は付近の住民に注意を呼びかけるとともに、警戒活動を続けています。