日テレ菅谷アナ急逝 同期入社の馬場典子アナ「とても悔しく寂しい」「こんどゆっくり…約束果たせないまま」【全文】

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 の菅谷大介が、今月8日に消化管からの出血のため死去していたことが10日、分かった。53歳。同局が発表した。菅谷さんの急逝を受け、同期入社でフリーの(51)が、所属事務所・アミューズを通じてコメントを発表した。

 【コメント全文】

 治療を懸命に続けていて、体調の波もある中で、「今度ゆっくり話そうね」という約束が果たせないままとなってしまいました。お互い同期や同年代の友人との早過ぎるお別れも経験して、会える時に会いたい人と、と思っていたはずなのに、本当に残念です。そう思っている同期が、友人知人が、たくさんいます。

 同期5人の中でただ1人3歳年上だったすがっちは、いつも私たちより一歩先を見て、一歩ほど引いて見守ってくれていました。今年5月にアナウンス部に寄った時、そんなすがっちが部屋全体を巻き込むように明るく大きな声で、若手にあれこれ指導していました。「昭和のオヤジの絡み方してる~」なんてからかいながら、人生で体得してきたものを伝え残しておきたい、という念いを感じました。

 という仕事は、人生経験を重ねたからこそ分かる痛みがあり、喜びがあり、表現できることがあり、すがっちだからこそ伝えられることがこれからまだまだある中で、それを楽しみにしていた同期として一視聴者として、とても悔しく寂しい気持ちです。

 その後、小さなお子さんを遺していかれた方のことを、「皆さんからの弔意を頂いて、お父さんのすごさはきっと後で分かる」「思いは伝わる」「奥様と子どもたちで頑張っていけるはず」と話していたすがっちの言葉が思い出されます。私も同じ気持ちで祈っています。

 すがっち、直接伝えられなくてごめんなさい。たくさん、たくさん、ありがとう。