千葉・市原市の住宅で10月、2人組がバイクを盗む一部始終がカメラに捉えられた。狙われたのは納車されたばかりの高校生のバイクだった。
納車されたばかりの愛車が…盗難
千葉・市原市の住宅で10月27日午前2時頃に撮影されたのは、2人組の人物だった。

家の前を通り過ぎたかと思いきや、再び現れるとバイクにかけられたシートを外し、持ち去っていった。

その2分後、2人組が再び戻ってくると、工具のようなものをバイクに突き立てた。ライトが点灯していたが、そのままバイクを持ち去っていった。
盗まれたのは、7月に免許を取ったばかりの高校2年生のバイクだった。

父親からお金を借りて約85万円で購入し、9月に納車されたばかりだったという。

被害にあった高校生:
バイクをいじろうとして見に行ったら無くなっていて、盗まれたことがわかった時は混乱しました。
住宅を伺う犯人…持ち主の部屋を把握?
犯行当時、映像には盗んだ2人がしきりに上の方を見る様子が確認されていた。

この時の状況について盗まれた高校生の母親は、「犯人がチラチラ斜め上を見ているのは息子の部屋だったので、息子のバイクだとわかっていて様子を伺っていたのかもしれません」と話している。

ほぼ毎日乗っていたという大事なバイクが盗まれたことについて、被害に遭った高校生は、「怒りもありますが、ショックの方が大きいです。早く返してほしい」と話している。

警察は窃盗事件として捜査を進めている。
(「イット!」 11月10日放送より)