N党・立花孝志容疑者逮捕で芸能界も激震…あの羽賀研二を映画化めぐる“名誉毀損”で激怒させていた

立花孝志容疑者(C)日刊ゲンダイ

ことし1月に亡くなった元兵庫県議に関する虚偽の情報を発信したとして、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)が9日、名誉毀損容疑で兵庫県警に逮捕された件は、芸能関係者へも波紋を広げている。

立花容疑者は、斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題でこの問題を追及していた元県議に犯罪の嫌疑が掛けられていると繰り返しSNSで発信し、この県議の妻が発信内容は虚偽だとして刑事告訴していた。本格的な調べはこれからだが、「立花容疑者に結果として、名誉を傷つけられていると思っている人は芸能界にもいるようで、その筆頭として元タレント羽賀研二氏の名前が挙がっています」とは、芸能関係者。

「立花容疑者は自らの半生を題材にした映画の製作を2022年10月に党の定例会見で発表し、この翌年の年明けにもYouTubeで2時間の作品として配信すると記者団に語っていました。その主演として、立花孝志その人を演じると発表されたのが羽賀研二氏でした。『Smart FLASH』の直撃取材に羽賀氏はうれしそうに応えたと報じられ、映画に出るのは十数年ぶりの上、出所後1年たらずの身と打ち明けつつ『再出発のチャンスをいただいたので、身を引き締めて、全身全霊で臨みたいです』などの強い意気込みを語るコメントが掲載されました」(同)

羽賀氏は本当に喜んだのだろう。当時の記事ではさらに「私は立花孝志さんをずっと尊敬していました。政治に関しては個々人の考え方がありますが、彼のエネルギッシュさ、わかりやすい話し方、そしていろいろなことに立ち向かっていく姿勢に憧れるんです」などと、ヨイショするようなコメントも残っている。

「ところが、その話は尻すぼみ、羽賀氏本人にひと言の謝罪も説明もなかったというのです」(同)

■事前の打ち合わせも挨拶もなければ、打ち切りの報告もなし…

一体どういうことだったのか。羽賀氏を知る芸能関係者が、この件の内幕をこう語る。

「ギャラの話などで合意に至らなかったという臆測も流れたようですけど、立花氏と羽賀氏は一度も会っていませんでしたし、当然のようにと言いますか、ギャラの話など、したという話は一切聞いておりません。事前の挨拶も打ち合わせもなく、一方的に立花氏が羽賀氏の名前を挙げて発表し、さらにまた、羽賀氏になんの説明もなく、同年クリスマスに立花氏は『(羽賀氏の)主演はなくなりました』と発表、そして映画製作の話自体が雲散霧消していったのです。数々のスキャンダル報道で、すねにきずを持つ羽賀氏も、このときは、メンツを潰されて、さすがにとても怒っていました。メンタルも相当傷ついたのでしょう、日本の芸能界も政界も信じられないと思ったようです。9月から10月にかけ、フランスで開かれた『パリ・ファッションウイーク』に出場したのは、このときの怒りと傷心、見切りがきっかけだったみたいです」

今回の立花容疑者の逮捕劇について、羽賀氏はどう見ているのか、推して知るべしか。

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その羽賀研二氏だが、自己顕示欲は全く衰えていないようだ。関連記事【もっと読む】“希代の悪”羽賀研二が梅宮アンナの再婚に祝福コメントも…“マスコミ工作” で相変わらずの自己顕示欲…では、その様子について伝えている。