
青森県民、自衛時代突入!急増するハンターたちが熊の脅威に立ち向かう
青森県で、熊の出没が増加する中、ハンターの新規狩猟免許取得者が急増しています。県の資料によれば、2024年度には285人に達し、過去6倍の増加を記録。これは、趣味としての狩猟やジビエへの関心の高まりに加え、熊による人身被害の増加が影響しています。
青森市で開催された狩猟免許取得者向けの講習会には、20代から70代までの約30人が参加。熊と遭遇した際の対処法や罠の使い方を真剣に学んでいます。32歳の男性は、職場近くで熊が出没し生活に影響が出ていることから、9月に狩猟免許を取得。自ら捕獲に貢献し、狩猟を楽しみたいと語りました。
県は狩猟免許の試験回数を3回から4回に増やし、試験前の講習会の費用を補助するなど、ハンターを増やす取り組みを強化しています。これにより、2025年度の新規取得者は200人を超える見通しです。
熊の脅威が高まる中、県民たちは自衛のために立ち上がっています。国や自治体の支援が不十分な中、ハンターの増加が地域の安全を確保するカギとなるでしょう。今後の動向に注目が集まります。