山上徹也被告の母親が法廷に姿を現し、安倍元首相銃撃事件の背後に潜む宗教的動機について驚愕の証言を行った。彼女は、息子が旧統一協会との関係を持ち、信仰が彼の行動に影響を与えたと述べた。証言台に立った母親は、安倍元首相とその妻に対し謝罪の言葉を述べ、「世界平和統一家庭連合です」と自らの信仰を明かした。
法廷では、弁護側が宗教的虐待を背景にした動機を強調する一方、検察側はそれが刑罰の重さに影響しないと主張。母親は、法廷内の特設射兵版の後ろから尋問に応じ、緊迫した状況が続いている。彼女の証言は、山上被告の心の闇を浮き彫りにし、事件の根底にある複雑な要素を再考させるものとなっている。
また、検察側は安倍元首相の妻からの心情書を提出し、涙ながらの思いを伝えた。心情書には「夫がここにいない理由を理解できず、ただ生きていて欲しかった」という切実な願いが記されていた。法廷での母親の証言は、事件の真相解明に向けた重要な一歩となるのか、注目が集まる。事態は急速に進展しており、今後の展開から目が離せない。
