
南相馬市は11月14日付で、酒気帯び運転をして物損事故を起こした商工観光部商工労政課の志賀和浩課長(53)を懲戒免職処分とした。
南相馬市によると、志賀課長は11月3日、福島県南相馬市内で開かれた催しに市長代理として出席し挨拶を行った。そして、その会場で飲酒して酒気を帯びた状態で車を運転し、駐車中の車両に追突する事故を起こして現行犯逮捕された。
門馬南相馬市長は「全庁をあげて飲酒運転の根絶に取り組んできたにもかかわらず、市民の皆さまに多大なご迷惑をお掛けするとともに、公務の信頼を著しく損なうことになりましたことを深くお詫び申し上げます。今後、このような事態を起こさないよう再発防止に取り組むとともに、市民の信頼回復に向けて努めてまいります」とコメントしている。
南相馬市は全職員に対し綱紀粛正に関する文書を発信するとともに、職員に向けた研修の実施を調整中としている。