大阪・西成3人死亡火災 エレベーター停止や非常扉開かずで避難困難な状況も 逃げ遅れ生じたか

大阪市西成区の集合住宅で3人が死亡した火事で、当時、エレベーターが止まるなど住人の避難が困難になり逃げ遅れた可能性があることがわかりました。

12日夜、西成区萩之茶屋にある高齢者などに介護サービスを提供する集合住宅で火事があり、ヘルパーとして勤務していたとみられる浜名早百合さん(65)ら3人が死亡しました。

警察などによると、住宅には寝たきりや体の不自由な人も住んでいて、死亡した1人は車いすを利用する60代の男性とみられます。

住人によると当時、エレベーターが止まり、非常扉が開かなくなるなど、避難が困難な状況だったということです。

警察は住人らが逃げ遅れた可能性もあるとみて、出火の原因などを調べています。