「橋の上に立っている」水面まで40メートル 宇和島の湖の水中で男性遺体発見 家族が行方不明届【愛媛】

「橋の上に立っている人がいる」。愛媛県宇和島市の湖で14日、家族から行方不明届が出されていた男性の遺体が、捜索していた警察により水中で発見されました。警察は死因や死亡に至る経緯を調べています。

死亡したのは愛南町の会社員の男性(40代)です。現場は宇和島市柿原の若山湖付近で13日午前9時20分頃、「橋の上に人が立っている。下をのぞいているようだ」などと、警察に通りがかった女性から通報がありました。

警察によりますと、この橋は湖の上に架かる「新折付橋」で、水面からの高さは約40メートル。通報を受けて駆けつけたところ人影はなく、男性が仕事で使用する自動車が発見されました。

家族に確認をしたところ男性が行方不明になっていることが判明し、警察と消防などが捜索を開始。この日に発見できず14日も朝から機動隊も捜索にあたり、橋のほぼ真下の湖の水深2.5メートル付近で沈んでいた男性を発見しました。男性はその場で死亡が確認されました。

警察は死因の特定を急ぐとともに、死亡に至る経緯などを調べています。

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