「原子力災害は五感で感じられない」女川原発事故想定で住民避難訓練

15日、災害により女川原子力発電所で放射性物質が放出されたという想定で、避難訓練が行われました。

宮城県の原子力防災訓練には、国や自衛隊など80の機関が参加しました。

このうち登米市では、避難所の運営訓練が行われ、避難してきた住民が県が運用するアプリを使って受け付けを行いました。

また、孤立した地域に物資を運ぶドローンのデモフライトも行われ、安全で効率的な運搬の手順を確認しました。

宮城県原子力安全対策課 千葉宏樹課長
「原子力災害は五感で感じることができない。見えない感じられない、そういったところは、正しい知識の普及啓発を図っていく」

訓練は来年1月にも予定されています。