【名古屋主婦殺害】“一転黙秘”は弁護士の指示?報道を気にして?被害者夫「私への恨みか…妻に報告できていない」|ABEMA的ニュースショー

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名古屋で発生した主婦殺害事件の捜査が新たな局面を迎えた。容疑者の安服組み子が一転して黙秘を選択した背景には、弁護士の指示があった可能性が浮上している。被害者の夫は「私への恨みかもしれない」と語り、妻の殺害理由を知ることができず、心を痛めているという。

事件は1999年11月、名古屋市内のアパートで発生。被害者は自宅で首を複数回刺されて死亡し、その場に幼い子供がいたことが衝撃を与えている。捜査関係者によると、容疑者は被害者の夫と同じ運動部に所属しており、過去に何らかの感情があった可能性が指摘されている。しかし、動機については依然として不明な点が多く、捜査は難航している。

元裁判官や検察関係者は、動機の解明がこの事件のカギであると強調。安服容疑者が黙秘を選んだ理由には、報道の影響があるとの見方もあり、彼女自身が心の整理がつかない状態にある可能性があるという。被害者遺族は真相を知る権利があるとしながらも、法の手続きが進む中でのもどかしさを感じている。

名古屋県は安服容疑者の精神鑑定を開始したが、26年前の精神状態を正確に把握することは難しいとされている。捜査は今後、動機の解明に向けた重要な局面を迎えることが予想される。被害者家族は、真実が明らかになることを切に願っている。