
2022年に安倍元総理大臣を銃撃して殺害した罪に問われている山上徹也被告(45)の裁判員裁判では18日、旧統一教会の信者である母親の証人尋問が13日続いて実施されました。
母親は「事件の原因は?」と聞かれ、「わたしが加害者だと思っています」と答えました。
■「わたしが加害者だと思っています」
山上被告の母親は18日の証人尋問でそれまで淡々と質問に答えていたものの、「事件の原因は?」と聞かれてからは口調が早くなり、次のように話しました。
【山上被告の母親】「わたしが加害者だと思っています。
献金を黙ってしていたし、子供たちを置いて、ほったらかしでやってきたのも事実。
教会に尽くしたら、家がよくなると思ったので、それを利用したのは教会だと思う
本当の宗教は貧しくても心が豊かになるようにするのが本当の宗教。私がはき違えた。
ちやほやされることに有頂天になっていました」
■「献金を一生懸命…間違ったことをしていた」
(Q.子供3人が死にたくなるのは理想ではないのでは?)
【山上被告の母親】「そうですね。履き違えていた。献金を一生懸命やって…子供たちに尽くすことが本来のことなのに間違ったことをしていました」
(Q教会の教えを正しく理解していなかった?
【山上被告の母親】「真逆なことをしてしまいました」