
19日午後6時半ごろ、大分県の臼杵港から愛媛県の八幡浜港に向かっていた四国開発フェリーの「おれんじ四国」(2918トン)が、佐田岬半島と九州の間の『速吸瀬戸』周辺の海域で、パナマ船籍の貨物船「RUBINA」(4万4618トン)と衝突しました。
大分海上保安部の調べによりますと、双方の船は航行可能で浸水や油の流出はないということです。
「おれんじ四国」には乗客32人、乗組員11人がいましたがけが人はいません。
また、「RUBINA」はオーストラリアから山口県宇部市に石炭を運んでいて、積み荷の流出はなく、乗組員20人にもけが人はいません。
海保によりますと、当時の天候は晴れで視界は良く、大きなうねりなどもなかったということで、衝突の原因を調べています。