大分大規模火災3日目…焼失範囲は少なくとも4.9ha 離島から現在も白煙 佐藤県知事「きょう中の鎮圧状態目指す」

大分市の佐賀関で18日に発生した大規模な火災は発生から3日目を迎えましたが、依然として鎮火には至っていません。

大分市の佐賀関から、テレビ大分・柴田真里アナウンサーが中継でお伝えします。

火災が発生した港町は、19日までは至る所から白煙が立ち上っていましたが、現在は煙が見えなくなっています。

一方で、山に延焼した離島からは白煙が現在も立ち上っています。

18日に発生した火事では170棟以上が燃え、1人が死亡していて、焼けた範囲は少なくとも約4.9haに及んでいます。

発生から3日目の20日は、早朝から自衛隊のヘリ2機などによる消火活動が続いていますが、いまだ鎮火には至っていません。

佐賀関市民センターには、午前7時の時点で70世帯108人が避難していて、住民は不安な日々を過ごしています。

また20日は、佐藤樹一郎大分県知事が火災現場を視察に訪れました。

知事は「きょう中の鎮圧状態を目指して引き続き全力で対応したい」と話しています。