
500円玉にそっくりな500ウォンが日本での会計トラブルを引き起こしている。最近、関西の人気うどん店で、客が誤って500ウォンを支払い、日本円の500円玉と間違えるケースが相次いで報告されている。この500ウォンは日本円で約50円の価値しかなく、店舗にとっては大きな損失をもたらす事態となっている。
特に東京新大久保のうどん店では、過去10年間に15回以上もこの混乱が発生しており、観光客が多いこの地域では深刻な問題となっている。現金での支払いが多く、忙しい昼時には客がトレーにお金を置いて帰ってしまうため、店員が誤って受け取るケースが増えている。
SNSでも同様のトラブルの報告が相次ぎ、他の飲食店や小売店でも被害が確認されている。地元の人々は「500円と500ウォンは本当に似ている」と口を揃え、注意を呼びかけている。さらに、30年前には500ウォンを悪用した事件もあり、自動販売機での詐欺手口が発覚している。
現金のやり取りが依然として行われる中、店舗側はキャッシュレス決済の導入を進めているが、現金支払いの際にはしっかりと確認することが求められている。物価高が続く中、さらなるトラブルを避けるためにも、客と店舗双方の注意が必要だ。