山上被告が自ら「生きているべきではなかった」と発言し、初めて証言台に立った。3年前、安倍総理を襲撃した罪に問われる山神哲也被告（45）は、裁判で衝撃的な謝罪を行った。彼は、結果として多くの人々に迷惑をかけたと語り、自身の過去を振り返った。
法廷は緊張感に包まれ、警察官が多数配置される中、山神被告は黒いスウェット姿で入廷。彼は母親が旧統一協会にのめり込み、家庭が崩壊した経緯についても言及した。「母の信仰が事件を引き起こした」と語り、辛い立場に立たせてしまったことを悔いる様子を見せた。
裁判は、午後1時過ぎに始まり、注目の被告人質問が午後4時前から行われた。山神被告は、テレビのワイドショーでの報道についても触れ、「信じるのか？」と問いかけた。彼の母親は、約1億円もの献金を行い、家庭は崩壊に追い込まれた。祖父との関係も語り、家庭内の緊張を明かした。
次回の裁判も決定しており、山神被告の証言は引き続き注目を集めるだろう。この事件は日本中に衝撃を与え、さらなる真相解明が求められている。
