強盗未遂事件は「虚偽申告」通報した20代女性が嘘の通報認める「仕事上の悩み」など理由に…被害事実なし

20日、長崎県平戸市で発生したとされた強盗未遂事件は、通報した女性の虚偽申告で、被害の事実がなかったことが分かりました。

20日午前、平戸市志々伎町の住宅で刃物のようなものを持った男が「金を出せ」と脅し、車で逃走したと、20代の女性から県警に通報がありました。

県警では強盗未遂事件と見て周辺での聞き込みや緊急配備して逃げた車の行方を追っていましたが、犯人につながるものは見つかりませんでした。

一方、通報した女性に話を聞いていたところ、仕事上の悩みなどを理由に嘘の被害を通報したと認めたということです。

県警では、女性に対し、虚偽の犯罪を申告したとして「軽犯罪法違反罪」を適用するかどうかを含め、慎重に状況を確認しています。
 
平戸市内では通報後、21日まで離島を除く19の小・中学校で保護者同伴での登下校が行われました。