高市首相発言に芸人私見「経済的損失に比べて台湾有事リスク抑えられた」中国依存「下げるべき」

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(42)が、20日配信のABEMA報道番組「Abema
Prime」に生出演。高市早苗首相の台湾有事をめぐる発言後、中国が日本産水産物の輸入停止を伝えたことについて、持論を述べた。

番組では、高市首相が台湾有事について「存立危機事態になり得る」と答弁したことで、中国側の反発が強まっていることを特集。中国がホタテなど日本産海産物の輸入停止や、渡航自粛要請などを行っていることも伝えた。

さらに、小野田紀美経済安全保障担当相は「何か気に入らないことがあったらすぐに経済的威圧をしてくるところに対して、依存しすぎるということは、サプライチェーン(供給網)リスクだけでなく、さまざまな、観光に対してもリスクではあるので、リスクの低減をそれぞれ、常日ごろみんなが考えながら、経済を回して行けたらいいなと、個人的には考えています」と語った映像も報じた。

議論の冒頭で私見を求められた松陰寺は「長期的には中国依存度は下げるべきだと思っていて、さっき小野田さんが言った通りだと思うんですけど」と切り出すと、高市首相に台湾有事について質問した、立憲民主党の岡田克也元外相の真意を推察。「今回、岡田さんの質問がきっかけで…たぶん岡田さん、言質を取りたかった内容は『台湾有事が起きた時に自衛隊は派遣しない』というのが欲しかったと思うんですよ。それはきっと中国もその方が都合がいいわけだし」と持論を述べた。

松陰寺は続けて「今回高市さんが言ったことで、抑止力自体はすごく高まったと思っていて。そう考えると、今回の輸入、ホタテを停止したりだとか、そういう経済的損失に比べて、台湾有事が起こるリスク、そっちを抑えられた方が、僕は良かったと思っています」と語った。