
元サッカー日本代表の槙野智章が20日、テレビ朝日系「見取り図じゃん」で、かつてのチームメートだった元日本代表の柏木陽介さんが退団になった理由を告白。「俺たちの中では(対談理由は)かっこいいなと」と柏木さんの人柄を絶賛した。
この日は「やっぱり…カッケェ話」と題して、芸人達が体験したカッコイイ話を披露。その中で槙野が「僕の相方と言われる柏木君という選手がいた」と元日本代表の柏木陽介さんの名前を挙げた。
槙野は「(柏木さんは)もともと母子家庭で、お母さんから『困った人がいたら助けてね』と言われて育てられたので、すっごい優しい、ナイスガイ。先輩からもかわいがられて、後輩からもあんな人になりたいと…」と誰からも愛される人柄だったと説明。
そんな柏木さんが21年に沖縄キャンプで規律違反で退団となってしまう。槙野は「コロナになったあの時、スポーツ界も会食は全部ダメ。沖縄キャンプでも外にご飯を食べに行きたい気持ちはあったけど、抑えていた」というが、柏木さんはルールを知っていながら外食に行ってしまった。
「結局、行ったことがバレてしまい、クラブの上の人の会議になり、十何年プレーしたクラブをたった1回の外食で退団になる」と槙野は説明。柏木の人柄を知っていた選手たちは「僕らもなんとか守ろうとして、謝ろう、大丈夫だよと。でも(柏木さんは)ルール違反しちゃダメだと」というやり取りが。
そして柏木さんは「全員の前で、沖縄県のあるしゃぶしゃぶ店がお客さんが来なくて潰れそうだと。そこにご飯食べに行く、飲みに行くでお金を落とさないと潰れると。そこへ沖縄の友達を誘って行った」とコロナ禍で経営難となった店を助けるために外食したと説明。
柏木さんは「僕は退団覚悟。お店を守るために行った。そのお店を救いたかった、ごめんなさい」と謝ったが、結局退団に。槙野は「俺たち、サポーターの中ではかっこいいと思っている」と話していた。