三田寛子“発信型”梨園の妻の今後…アイドルから転身する元「乃木坂46」能條愛未との嫁姑関係は?

三田寛子(C)日刊ゲンダイ

乃木坂46元メンバーで女優の能條愛未(31)との婚約会見を11月10日に行った“歌舞伎界のプリンス”中村橋之助(29)。橋之助は、八代目中村芝翫(60)と三田寛子(59)の長男で、祖父は人間国宝の七代目中村芝翫。近い将来、歌舞伎界を代表する役者になることを約束された名門の御曹司に嫁ぐかもしれない能條に、にわかにスポットが当たっている。

「能條は2011年、16歳の時に乃木坂46の1期生オーディションに合格しました。将来の夢は女優になることで、14年に映画『私の実況中継 劇場版』で初主演しています。その後、アイドル活動と並行して、ミュージカルなど舞台を中心に女優活動を継続。18年にグループを卒業し、舞台女優をメインに活躍していました」(テレビ誌ライター)

■「玉の輿」の声もつきまとう能條

そんな能條と橋之助の出会いは21年の舞台「ポーの一族」での共演で、橋之助から告白して交際が始まった。4年間の愛を実らせて結婚という運びになったわけだが、SNSでは《玉の輿》《乃木坂時代、最も遅刻が多いと言われた彼女に務まるのか?》といった声も出ている。

確かに、厳しい梨園の世界に飛び込むことで、アイドル時代とは違った苦労と困難も予想されるが、「梨園でやっていけるかどうかの鍵を握るのは、義母になる三田さんの存在でしょう」と語るのは、梨園の妻の一人だ。

「アイドルから梨園の妻になった三田さんは、実家が京都の染物屋で、芸事には小さい頃から馴染んでいたにもかかわらず、『彼女に務まるのか?』と結婚当時から厳しい見方をされてきました。しかし、何度も浮気を繰り返す夫を支え、長男の橋之助以下、3人の息子を立派に歌舞伎役者として育て上げた功績はすごいの一言。見た目はおっとりしていますが、その芯の強さは誰もが認める折り紙付きです。ご自身が苦労してきただけに、能條さんが嫁いできたら丁寧にサポートしてあげることになりそうです」

しかし、アイドルとしてもトップを極めた三田の“梨園の妻”のスタイルはそもそも独特だ。

「本来”梨園の妻”は裏方なのですが、三田さんは、むしろ表に出て広報をするということに長年、力を注いできました。例えば、六代目中村勘九郎さんの妻である前田愛さんなどは妻業に専念していますが、三田さんは情報番組のコメンテーターやラジオMCを続け、情報発信を続けてこられた。能條さんも、そうしたスタイルを求められる可能性があると思いますよ」(前出・梨園の妻)

“発信型”の梨園の妻には片岡愛之助(53)の妻である藤原紀香(54)もいるが、能條と紀香ではキャリア的にも別格。何かしら注文が付きそうな梨園だが、能條も荒波に揉まれて成長していくのか。

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