
武田真治、伊藤英明、小池徹平、菅田将暉らを輩出した「第38回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の最終選考会が23日、都内で行われ、応募総数1万2868人の中から東京都出身の高校3年生、大野礼音(れおん)さん(18)がグランプリに輝いた。賞金50万円が贈呈された。
発表された瞬間、驚きの表情を浮かべた。「ここまで支えてくださった友達とかファンの方々もそうなんですけど、今一番、支えられてきた母親に抱きつきたい。すごくうれしい気分です」と来てくれた両親に感謝の思いを明かした。
自由パフォーマンスでは、10年間続けてきたバレーボールを披露。中学生の時に全国大会3位になった実力で、ネットに鋭いスパイクを打ち、会場を沸かせた。恒例となっている第2次審査の告白演技では俳優・井桁弘恵を相手にした。「どういうシチュエーションがいいか友達などに聞いたりして決めました。自分なりにできたと思います」と振り返ると、井桁からも「ばっちり。いとおしく感じました」と演技のお墨付きをもらった。
来年から大学進学する一方で「俳優を目指したい」ときっぱり。今度の抱負を聞かれると「自分の小っちゃいころからの夢だった仮面ライダーになれるようにここから頑張っていきたい」と決意を述べた。