「べらぼう」ついに大崎が再登場 治済「身を守らねばのう」も誰の身を?ネット「頼った相手が悪かった」

main-image

 23日に放送されたNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では、姿をくらましていた大崎(映美くらら)が再登場した。

 将軍家斉の乳母で、一橋治済(生田斗真)に協力していた大崎。長谷川平蔵(中村隼人)が必死に探していた大崎がつい姿を現した。

 平蔵は街中で出会った蔦重(横浜流星)に、大崎の行方を捜していると打ち明け、江戸の街で悪事を働いていた葵小僧についても「あの者らの装束一式、芝居街の衣装屋に頼んだものだった」「衣装屋に話を聞いたら、姿は見せぬが裏であちこち指図していたのはお武家様のことにやたら詳しい女だった」という。

 捜索はその後も続けられたが、ついに平蔵から松平定信(井上祐貴)へ知らせが届き、文を読んだ定信が「大崎が…」とつぶやく。どうやら大崎を発見した様子。

 直後、シーンは切り替わり、大崎が治済を訪ねてやってくる。大崎は葵小僧の一件から大事をとって出家し、身を隠していたが、最近、誰かに探られている気がすると訴え、もう一度大奥で奉公したいと訴える。

 治済は「恐ろしい事じゃ。そやつらから身を守らねばのう…」とつぶやくが、主語がない。大崎ではなく、自分の「身を守る」ことを考えていたとしてもおかしくない。

 ネットも「大崎、頼った相手が悪かった」「大崎から芋づる式にバレないように大崎を消すという意味にもとれる」「フラグが立ってしまった」と心配する声も。

 一方で、平蔵が大崎の居場所を突き止めたことから、治済のところへ行く前に「治済被害者の会」の面々と会い、なんらかの話をしている可能性もある。「これ、三浦様は大崎と接触したんかなあ」「長谷川平蔵の報告と大崎さんの場内戻りはどういう順番なんだろうね、どっちが先?」と、治済のもとへ行ったことも、何らかの作戦の可能性も出てきた。