スーパー戦隊シリーズ後枠に「宇宙刑事ギャバン」後継作 来年から開始 中身は「まったく別モノ」

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 系で50年にわたって放送されてきた「スーパー戦隊シリーズ」に代わり、来年から新たなヒーローシリーズ「PROJECT R.E.D.」がスタートすることが23日、分かった。シリーズ第1弾は「超 インフィニティ」(日曜、前9・30)に決定した。

 「-インフィニティ」は1982年から放送され、地球を狙う宇宙犯罪組織と戦うヒーローを描き、海外ファンも多い人気作「」の後継作。だが、中身は「まったく別モノ」だという。

 放送当時、鮮烈な印象を残したメタリックスーツのヒーロービジュアルや、宇宙を舞台にしたSF要素など、革新性を受け継ぎつつ、最新の映像技術や演出手法を駆使。かつては夢物語だった宇宙探査やAIなどが今や現実のものとなり、リアルなストーリー性と描写で「新しいギャバン」を作り上げる。

 「PROJECT R.E.D.」は、「超次元英雄譚」の英訳「Records of Extraordinary Dimensions」の頭文字を取ってつけられた。文字通り“赤いヒーロー”が活躍するといい、公開されたビジュアルでも、主人公のギャバン・インフィニティの美しく輝くメタリックレッドのコンバットスーツが印象的だ。今後放送されるシリーズ作品は、それぞれが互いにクロスオーバーし、世界観が広がっていくという。

 ◆ 1982年から83年にかけて系で放送された、制作のテレビドラマ。「シャリバン」「シャイダー」と続く宇宙刑事シリーズの第1弾。地球征服を狙う宇宙犯罪組織・マクーのたくらみを阻止するため、銀河連邦警察が地球に派遣した一条寺烈(大葉健二)が銀色のメタルと黒いブラックシールドコーティングで構成されているコンバットスーツを装着して戦う。2012年には劇場版「 THE MOVIE」も公開された。