沖縄本島37万世帯が断水の恐れ 本土復帰前の1967年敷設の水道管破裂で 那覇空港内の飲食店が臨時休業に

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沖縄本島北部で発生した水道管の破裂が、約37万世帯に断水の危機をもたらしています。1967年に敷設された老朽化した水道管が原因で、沖縄県は本島中南部の17市町村に影響が及ぶと発表しました。この緊急事態は、昨日、奥義みでダムと上水場を結ぶ水道艦が破裂したことに起因しています。

県は、断水の恐れがある地域を特定し、住民に対して水の使用を控えるよう呼びかけています。特に那覇空港では、航空機の運行を優先するため、空港内の飲食店が臨時休業を決定しました。復旧作業は早くても今日の午前中に始まる見込みですが、状況は依然として流動的です。

この破裂による老水の発生は、沖縄のインフラの老朽化を浮き彫りにしています。県は早急な対応を進めており、住民の安全を第一に考えた対策が求められています。断水の影響を受ける家庭や事業者は、今後の情報に注意を払う必要があります。

この重大な事態は、沖縄の生活に深刻な影響を与える可能性が高く、県民は水の確保に努めることが求められています。今後の進展に注目が集まります。