
安倍元総理銃撃事件の裁判員裁判で、山上徹也被告に対する2回目の被告人質問が、きょう=25日午後行われます。
被告自ら事件に至る経緯を証言する見通しです。
山上徹也被告(45)は3年前、演説中だった安倍晋三・元総理を手製の銃で殺害した罪などに問われています。
先週の被告人質問で、山上被告は「生きているべきではなかった。このような結果になり、大変ご迷惑をおかけしました」と話しました。
25日も被告人質問が行われ、弁護側が山上被告が教団への恨みを募らせるきっかけとなった家庭内での出来事や、周囲との関係を絶って事件に至るまでの心境などについて質問する予定です。
事件の動機に直接つながる部分を山上被告本人がどのように説明するのか、注目が集まります。