城田優の母、3度の離婚を経て5人の子を育てた波乱万丈な人生を語る

城田優と母・ペピーさん(左)【(C)AbemaTV,Inc.】
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ABEMAの番組で特集された城田優の母ペピーさんは、スペイン出身で3度の結婚と離婚を経験し、5人の子どもを育てました。彼女の壮絶な労働歴やユニークな子育て方法、家族の絆が紹介され、城田優は母への感謝を語りました。

「ABEMA」は24日、『ダマってられない女たち season2』の第8回を放送し、俳優・城田優の母・ペピーさんの壮絶な半生を特集した。スペイン出身のペピーが3度の結婚と離婚を経験し、父親の異なる5人の子どもたちを育て上げた実話に、MC陣のMEGUMI、剛力彩芽、ヒコロヒーらが感動と驚きの声を上げた。

波乱万丈の子育てを語るペピーさん【(C)AbemaTV,Inc.】

「通知表見たことない」スペイン流の破天荒な子育て

「お母様じゃないよ、孫までペピーって呼んでる」と陽気に語るペピーさんは、その独特な子育て観で視聴者を驚かせた。「通知表は見たことない」「ルールを守っていれば、それは先生の仕事なので先生がやってください」と言い放ち、子どもがゲームに熱中しすぎると機器を手でへし折るなど、強烈な教育方針も明かした。

一方で彼女は4年間で6万人もの通訳業務をこなし、1日19時間以上働くこともあった壮絶な労働歴の持ち主。「子供が私にとってすべて」「泣きながら仕事に行ってた」と、シングルマザーとして才能あふれる子どもたちを育て上げるために奮闘してきた姿が浮き彫りになった。

二女・未来リナの摂食障害と家族の絆

番組ではペピーさんの二女でモデルの未来リナが摂食障害に苦しんだ過去についての告白も公開した。

世界のトップモデルに憧れた彼女は「外食の前日は断食」「毎日何度も体重計に乗る」など、自ら設けた食事や運動の1000項目にも及ぶルールを1年以上守り続けた。その結果、16歳で体重が36kgまで落ち、「歩けない」状態にまで追い込まれたという。

当時の出来事を振り返り、ペピーさんは「何もできないのがすごく辛い」と無力感を語った。苦悩するペピーは兄弟たちに支援を求め、家族全員でリナがスペインで栄養士やセラピストに通えるよう全面的にサポートした。

リナは「みんなのサポートがあるってわかってたからこそ向き合えた壁」と語り、現在はライフスタイルクリエイターとして活躍している。冷蔵庫に貼った家族写真を見ながら「それぞれ父親が違うんですけど、その違いを感じたことがないくらい繋がっている」「この家族のもとに生まれてこられたことが人生最大の幸せ」と家族への思いを語った。

長男・城田優との絆

ペピーさんは長男で俳優の城田優との関係についても言及。「優は何でもできる子」と愛情を語り、城田も「ママには常に感謝している」と母への思いを明かした。城田は「ペピーのおかげで自分がいる」と感謝する一方、「自分のように父親の違う兄弟を持つ人たちに勇気を与えられれば」と、複雑な家族構成を公にした理由を説明した。

番組の最後には、ペピーさんの「子どもたちのおかげで強くなれた」という言葉に、MC陣も深く感動する場面があった。

ペピーさんファミリー【(C)AbemaTV,Inc.】

ペピーさんの家族紹介では、長男の城田優(俳優)、長女のナタリーさん(翻訳家)、二女の未来リナ(モデル・ライフスタイルクリエイター)、三女のマリーナさん(通訳)、次男のレオ(俳優)という5人の子どもたち全員が、それぞれの分野で活躍していることが語られた。

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城田優(しろた・ゆう) 1985年12月26日生まれ。東京都出身。俳優、シンガーソングライター、演出家。13歳で芸能事務所に所属。100回以上オーディションに落ちる。2003年、17歳の時にミュージカル 『美少女戦士セーラームーン』の地場衛 / タキシード仮面役で俳優デビュー。2005年『ミュージカル・テニスの王子様』、2007年『スウィーニー・トッド』などで舞台経験を積む。2010年ミュージカル『エリザベート』トート役で「平成22年度(第65回)文化庁芸術祭」演劇部門で「芸術祭新人賞」を受賞。舞台、映画、ドラマで目覚ましい活躍をみせる。