「体を売って金を稼がせ、店に来るよう要求した」中洲のホストの男(20)を逮捕 女性客にメールで「大好き」 毎日のように飲食代金に使わせたか 福岡

福岡市・中洲のホストクラブに勤める男が、客の女性に対して売春をして金銭を得るように要求した疑いで6日、逮捕されました。

風営適正化法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡市博多区のホストクラブ従業員、小川凌容疑者(20)です。

中央警察署によりますと小川容疑者は8月21日、店の30代の女性客に対し「大好き」などとメールを送って誘惑し、売春して金銭を得るように要求した疑いが持たれています。

女性は小川容疑者が勤務する福岡市・中洲のホストクラブに8月中旬からほぼ毎日通い、数十人以上の男性と売春行為をして得た金を店で飲食代金として使っていたということです。

調べに対し小川容疑者は「女性に出会い系サイトなどで男の人に連絡させ、体を売って金を稼がせ、その金で店に来るように要求しました」と容疑を認めているということです。

6月に施行された改正風営適正化法では、ホストなどが料金を支払わせるために客を誘惑して売春などをさせることは「禁止行為」とされ、それによる摘発は県内で初めてということです。

小川容疑者は、この女性に暴行を加えて現金などを奪った疑いでも逮捕されています。