
先月、広島市東区の住宅で高齢女性が殺害されたとして当時現場にいた男が逮捕された事件で、男は強い殺意をもって犯行に及んだとみられることが分かりました。
殺人などの疑いで7日朝、送検されたのは、広島市東区の自称建設業、松平清容疑者(56)です。
この事件は先月14日、松平容疑者の自宅で、近くに住む70代の女性が首を圧迫されて殺害されているのが見つかったものです。
警察によりますと、松平容疑者は女性を自宅に連れ込み、何らかの暴行を加えてわいせつな行為をした後、首を絞めるなどして殺害した疑いが持たれています。
松平容疑者が窒息するほどの強い力で首を絞めたことや、首などに複数のあざがあることなどから、強い殺意をもって犯行に及んだとみられています。
松平容疑者は女性と面識があったとみられ、警察は事件の経緯を詳しく調べています。