マシンガンズ、憲法改正で“内紛“!滝沢VS西堀の公開バトル 「プロレスっぽい」

マシンガンズの滝沢秀一(左)と西堀亮
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お笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が憲法改正に反対する意見をXで表明し、相方の西堀亮が公開で反論しました。これに対し、SNSではコンビのやり取りを楽しむ声や滝沢の政治的発言に対する賛否が寄せられ、芸能人の政治的発言の難しさが浮き彫りになっています。

お笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が自身のX(旧ツイッター)上で、憲法改正への反対姿勢を表明し、相方の西堀亮がそれに対して公開で反論する一幕があった。

滝沢は6日、自身のXで「マシンガンズ滝沢は憲法改正に反対の立場を取ります」と投稿。高市早苗首相が憲法改正に関して「少しでも早く国民投票が行われる環境を作っていけるよう、粘り強く全力で取り組んでいく覚悟だ」と述べた記事を引用していた。

滝沢「憲法改正に反対」

西堀「滝沢がこれ系の発言する事に反対します」

これに対し、相方の西堀は、滝沢の投稿を公開上で、「俺は滝沢がこれ系の発言する事に反対します」と返信。コンビ内での政治的見解の相違が公の場で明らかになる形となった。

この一連のやり取りに、SNSユーザーからは様々な反応が寄せられている。「西堀さんの、いい感じの優しさを感じる」「という​​ボケでもあり、本音でもありってところで、笑うところですよね」と、コンビのコミカルなやり取りとして捉える声がある一方、「竹山ルート乗る前になんとかしてください」「こういうのが原因でコンビ解消とかなって欲しくない」と、お笑いコンビ・カンニングの竹山隆範が、相方の中島忠幸さんが亡くなった後、ピン芸人として活躍していることを例に、滝沢のピン芸人化を心配する反応もあった。

さらに、お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔や、社会民主党の参議院議員となったラサール石井氏ら、リベラルな政治的発言で注目を集める芸人を例にとり、「ラサール、村本路線か…」「ストップ!ウーマン村本化!」といったコメントも見受けられた。

SNSで広がる反応、「村本化」「竹山ルート」を懸念する声も

一方で、政治的な意見そのものに対する反応も多く、「私は滝沢さんがこれ系の発言することに大賛成です」「私は相方さんのご意見に賛同致します」と、それぞれの立場を支持する声も。「考えは、人それぞれの自由ですよ。けど、なぜ反対なのかを聞きたいですね」と滝沢の見解に興味を示すコメントも見られた。

コンビ名を使っての政治的発言については「滝沢さん、個人で発言するならコンビ名はつけないほうがいいと思います」と指摘する声も。政治的な発言は芸能活動にも影響しかねないため、慎重さを求める意見だ。

芸能人の政治的発言については、表現の自由として肯定的に捉える意見がある一方、ファンの間で分断を生むリスクも指摘されている。「どちらも思う事を好きに言ってなお日々の生活が恙無く過ぎていくのが理想なんでしょうけど。人気商売は難しいですよね」というコメントは、このジレンマを端的に表現している。

今回のマシンガンズのやり取りが今後どのような展開を見せるのか、憲法漫才はあるのか!?

マシンガンズ 1998年結成のお笑いコンビ。東京都豊島区のカルチャースクールで西堀亮と滝沢秀一が意気投合して結成。2023年「THE SECOND~漫才トーナメント~」準優勝。

■滝沢秀一(たきざわ・しゅういち) 1976年9月14日生まれ。新潟県出身。都立足立高校を経て、東京成徳大学人文学部卒。2012年から、ごみ収集会社で働き、「本業がゴミ清掃員で、芸人は副業」と語り、「ごみ研究家」としての著作や講演も。自身のXでも、ごみ分別などのトリビア投稿が注目されフォロワー約30万人。

■西堀亮(にしほり・りょう) 1974年10月4日生まれ。北海道出身。北海道石狩南高校卒。高校卒業後は大工をしていたが、芸人を目指して上京。一般社団法人発明学会会員。2020年12月『発明学会主催 身近なヒント発明展』で靴ブラシハンガーを発明し、優良賞を受賞。また、自身の発明商品である「【ASN-001】静音 くつ丸洗い洗濯ネット」が商品化されている。