
庁舎を訪れた町民から現金を盗んだとして、逮捕・起訴されていた竹原警察署の巡査長について、県警は懲戒免職処分にしたと発表しました。
懲戒免職処分になったのは、竹原警察署・交通課の巡査長・増本慎也被告(31)です。
増本被告は今年3月、当時勤務していた大崎上島分庁舎の駐車場で、運転免許証の更新に来た男性の車や財布から、現金あわせて約10万円を盗んだほか、今年6月にも庁舎を訪れた女性の財布から、1万円を盗んだ疑いで逮捕・送検され、その後、起訴されました。
増本被告は「借金返済のためにお金が必要だった」などと供述しています。
庁舎の敷地内では今年3月から7月ごろまでの間、現金を盗まれる事件が10件発生していて、被害総額はあわせて25万円を超えるということです。
増本被告はすでに3件について起訴されています。