
ハイヒールが折れるほど暴れて
何かとお騒がせのデヴィ夫人(85)が、今度は警察が出動する騒動を起こしていたことがわかった。
事件が起きたのは10月28日深夜のこと。都内にある24時間の緊急外来が可能な動物病院でそれは起こった。
「病院のロビーで演説するかのように大声を上げている女性がいたのです。よく見たらデヴィ夫人だったので驚きましたよ」
そう取材に対して話すのは、現場に居合わせた患者だ。デヴィ夫人は相当、興奮していたようで、
「デヴィ夫人はシックな紫のツーピースを着ていたんですが、暴れて激しく脚を踏み鳴らしていたからか、ハイヒールのヒールがすでに折れていました。複数の病院関係者や彼女の2人のマネージャーが止めようとしていましたが、ますます興奮されて、病院に対して『このカネ儲けー!』『犬を殺した!』なんて、怒鳴っていましたね」(居合わせた患者)
と明かす。
この騒動の翌29日にデヴィ夫人は自身のインスタグラムを更新し、愛犬の太郎が緊急入院の末に亡くなったことを発表した。そこには、
〈人間だって胃カメラを通すのに麻酔をかけます。あの小さな体に13.4センチの管を通すなんてさぞ痛く、苦しかった事でしょう。何の為だったのでしょうか。延命のため? ベッドには血痕が沢山残っていました〉
と最期の状況について明かしたうえで、
〈どうせ助からないのであれば病院などに行かせず暖かいママの腕の中で息を引き取ってもらいたかったです〉
と病院側への不満を口にしている。
確かに愛犬の死は大きなショックだろう。とはいえ、病院の医療従事者相手に暴言を吐くことは許されることではない。
今年4月には女性スタッフへの暴行で書類送検
「しばらくすると、病院が呼んだのか、警察官が駆け付けました。ですが、デヴィ夫人は警察が来たあとも怒りが収まらないようで、病院を出てからも路上で大声を上げていましたね。ロビーには10人ほどの飼い主さんがいましたが、どの方たちも、大切なペットがケガや病気になってしまい、やってきた人たちです。不安や心配な気持ちでいっぱいなのに、あんな大声でわめき散らかされたら、たまったものじゃないですよ」(前出・居合わせた患者)
デヴィ夫人といえば、今年4月に自身の女性事務所スタッフへの暴行の疑いで書類送検されている。その影響なのか、夏の参院選出馬のために2月に設立した『12(ワンニャン)平和党』は、解散してしまった。
「書類送検された暴行の件では、いまだ女性スタッフとの和解は成立していないようです。今回の病院での騒動で何かしらの被害届が提出されたなら、防犯カメラや目撃者も多いですし、警察の捜査はそれほど難しくないでしょう。またも事件化されたなら、前回の暴行の件にも影響は出るでしょうし、何よりテレビ出演やCMなどは、ますます難しくなるでしょうね」(テレビ局関係者)
そこで、デヴィ夫人の事務所に動物病院での一件の事実確認のためにメールで質問状を送付したところ、事務所から亡くなった愛犬・太郎の画像とともに、
〈ここに夫人の太郎を失った悲しみを表したインスタ、FBのコピーをお送り致します〉
とのコメントが寄せられた。
とはいえ、質問への回答になっていないため、あらためて電話で事務所に取材を申し込んだところ、事務所スタッフからの返答は
「お答えすることはありません」
とのことだった。
デヴィ夫人が犬や猫などペットへの関心が高いのは誰もが知るところ。それだけに、愛するペットの最期を静かに迎えることはできなかったのだろうか……。

