新井浩文、懲役4年の実刑判決後7年ぶり舞台復活のウラに大根仁のネトフリ戦略

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 演出家の赤堀雅秋(54)の一人舞台「日本対俺2」の千秋楽公演(12月28日)に、強制性交罪で逮捕、懲役4年の実刑判決を受けた(46)が出演することが明らかになった。

 同公演は赤堀の一人芝居で、ゲストが日替わりで出演。荒川良々(51)、田中哲司(59)、大倉孝二(51)、八嶋智人(55)、間宮祥太朗(32)、丸山隆平(41)ら実力派俳優たちが並び、新井は最終日に出演する。

 新井といえば、2018年7月に都内の自宅マンションでオイルマッサージを受けた際、施術していた女性従業員に暴行をはたらいたとして、翌19年2月に強制性交罪で逮捕された。当時の報道によると、マッサージ店で新井による類似被害があり“要注意客”になっていたというが、新井は「不同意ではなかった」と主張。20年には懲役4年の実刑判決が確定し、24年7月下旬に仮釈放されていた。

 逮捕前は名バイプレーヤーとして数多くの作品に出演していただけに、テレビドラマなどお蔵入りしたものや新井の出演部分をカットするなど混乱が生じ、芸能界追放状態だった新井。なぜ、この期に及んで舞台で復活できたのか、演劇関係者がこう言う。

「今回は1回限りのゲスト出演ということで、復活とは言えない。ただ、純粋に新井さんの演技を評価する演劇人が多いのは確か。今回の舞台は、総合演出をされている大根仁さんの息のかかった俳優ばかりがゲストに集められているので、大根さんがキーマンでしょう。最終日出演ということは新井さんは超特別ゲストという位置づけです。近年、大根仁監督はNetflixに軸足を移し、5年間の専属契約を結んたので、今後Netflixで起用していくための“顔見せ”的出演では。『地面師たち』の続編の撮影も控えているので、カギを握る役どころにつくのでは」

 犯罪者が似合う俳優とも称されていた新井。リアルな刑期を終えた“一皮むけた演技”に期待だ。

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