仲代達矢さんと親交深かったお笑いタレントが追悼 公演で話しかけられ「巨人とお笑いが大好きで」

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 俳優の仲代達矢さんが亡くなったことが11日、分かった。92歳。日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」では仲代さんを追悼したが、長年親交が深かったというお笑いタレントが電話で仲代さんを偲んだ。

 電話で仲代さんを追悼したのがせんだみつお。「こちらが一方的なファンでして」と切り出し、知り合ったきっかけは「同じ世田谷区に住んでいて、そばに大きな公園がある。犬の散歩に行くと、ジョギングなさっていたのが仲代達矢先生だった」とご近所同士だったという。

 「それで話しかけていただいて。シリアスな役者さんですが、お笑いが好きで。僕がお笑いの世界の人間ですから、面白い話をしたら喜んで下さって」と仲代さんから話しかけられたといい、その後も「(仲代さんの)奥さまと司会のイベント、区のイベントでご一緒したご縁がありまして。それで仲良くさせて頂いていました」と振り返った。

 宮根誠司は、仲代さんの印象に近寄りがたい雰囲気があるが「お笑いが大好き?」とビックリ。せんだは「大変明るい性格で、恐縮ですが素晴らしい性格、明るい方で。巨人とお笑いが大好きで、特に長嶋監督が大好きで、私、長嶋さんに親しくさせていただいていたので、羨ましがられた。気さくな方で。本当に普通のおじさまですが、芝居は重厚。すごい方でした」と追悼していた。