「登りたい=登れる山ではない」山岳遭難“過去最多” 長野県警が決死の救助活動を公式チャンネルで公開し注意喚起

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長野県での登山者遭難が深刻化しています。昨年の記録を上回るペースで山岳遭難が発生しており、長野県警は緊急の救助活動を公式YouTubeチャンネルで公開し、注意を呼びかけています。特に、都学山での事故が注目を集めています。

映像には、崖から転落した女性が横たわっている様子が映し出されており、救助隊員が懸命に救助準備を整えています。女性は、滑って転落した際の状況を語り、足を滑らせたことが原因であると説明しています。彼女は四つん這いで進んでいたところ、後ろ向きになろうとした瞬間に足を滑らせ、近くの木に引っかかる形で命をつなぎました。

長野県では、特に狭いルートでの事故が多発しており、過去には致命的な事故も発生しています。今回の女性は、首と背中を痛め、足にしびれを感じながらも救助を待ちました。救助ヘリで搬送される際、彼女の状況は深刻であり、登山者への警告がますます重要になっています。

「登りたい=登れる山ではない」という警告が響く中、登山者には自身の力量に見合った山選びと、十分な準備が求められています。登山の楽しさと危険性を再認識し、安全な登山を心がけましょう。