盗難車であることを隠すため、別の車のナンバープレートを付けたなどの疑いで、暴力団組員ら4人が逮捕された。
“ナンバー”付け替え…盗難車で幹部送迎か
6日、東京・足立区の西新井署でカメラが捉えたのは、カメラのフラッシュをまぶしそうにする男。暴力団住吉会系組員の鈴木直樹容疑者(41)だ。

鈴木容疑者は他の3人と共に、900万円相当の盗難車が車検に通ったように偽造したなどの疑いで逮捕された。
その手口はどういったものだったのか。

鈴木容疑者ら4人は、ネットオークションで同じ車種で型落ちの中古車を約30万円で落札。これを車検に通すと、入手した車検証とナンバープレートを盗難車であることを隠すため付け替えていたという。この盗難車を使って、暴力団幹部の送迎を行っていたとみられている。
2024年5月に交通トラブルで捜査していたところ、違法車両だということが判明した。

調べに対し、鈴木容疑者は「否認します。知りません。加担した覚えはありません」と供述している。
盗まれた車は鈴木容疑者が何らかの方法で手に入れたもので、警視庁は背後に車両窃盗グループがいるとみて捜査を進めている。
(「イット!」11月11日放送より)