
東京—衝撃的な事件が明らかになりました。12歳のタイ国籍の少女が東京都内の個室マッサージ店で違法に働かされていた問題で、警視庁が少女の母親に逮捕状を発行しました。母親は現在、台湾で拘束中です。
この事件は、少女が東京入国在留管理局に駆け込み、「学校に行きたい」と訴えたことから発覚しました。少女は母親と共に日本に来たものの、母親に置き去りにされ、約1ヶ月間、60人以上の客に対して違法な接客を強いられていたとされています。日本語が話せない彼女は、孤独に移動し、勇気を振り絞って入国管理局に助けを求めました。
警視庁は、少女が人身取引の被害者である可能性が高いと見ており、労働基準法違反の疑いで捜査を進めています。事件の背後には、少なくとも3人が関与している可能性も浮上しており、詳細な調査が進められています。
少女の祖父母は「非常に悲しく、心配しています。母親が娘にそんなことを強制するはずがない」と語り、家族の無実を訴えています。しかし、警察は母親が売春に関与していた疑いで現地当局に拘束されていることを確認しており、今後台湾に赴き、相関手続きを進める方針です。
この信じがたい事件は、未成年者の人権が脅かされる現実を浮き彫りにしています。今後の展開に目が離せません。